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「空気は読まずに吸って吐くもの」

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「空気は読まずに吸って吐くもの」

突然ですが、皆さんはこの言葉聞いたことありますか?

こちらの言葉は、2019年にTBSテレビで放送されていたドラマ『凪のお暇』で登場した言葉。

気付いたら無意識のうちに空気を読んでしまっている、そんな方には刺さる言葉ではないでしょうか?

まず、ドラマ『凪のお暇』について少しお話をしたいと思います。

凪のお暇は私が好きな数少ないドラマの中の一つで、放送中はこのドラマを見るのが週に一度の楽しみでした。

(ちなみに他に好きなドラマは「きみが心に棲みついた」「ラストフレンズ」←古い などなど…)

こちらのドラマ、原作は漫画家コナリミサトさんによる漫画。

私は元々漫画でこの作品を好んで読んでいたので、ドラマ化が決まったときはとても嬉しかったです。

「とりあえず漫画をドラマ化・映画化すればオッケー☆」

という風潮があまり好きではないのですが、この作品に関しては「ありがとうございます」と感謝しました 🙂 

この漫画はリアルの現実世界で感じる人間関係の難しさや息苦しさが非常に上手く描かれており、(私的)数々の名言が生み出されているのですが、その中のひとつが「空気は読まずに吸って吐くもの」という言葉。

この言葉は、いつでもどこでも誰に対しても気を使い、空気を読んで生きてしまう主人公「凪」の台詞。

日々常々、会社の同僚や上司、彼氏や親にも空気を読んで生きる彼女が、ある日突然ストレスにより過呼吸を起こしてしまうのですが、その時に彼女が悟る言葉なんです。

きっと人間誰しもが「空気を読む」瞬間があると思います。

特に気を許していない相手や、仲が浅い関係の人に対してはその瞬間が多いと言えるでしょう。

もちろん、円滑な人間関係を保ったり良い仕事、生活をするためには空気を読むことも大切だと思います。

でもなかには空気を読むことが日々の生活で「当たり前」になっている方も多いのではないのでしょうか?

空気ばかりを読んでいると、自分の姿や存在が段々と薄まっていくような気がします。

空気を読んで読んで、またひたすら読んで・・・

そんな日常を繰り返していた彼女(凪)だからこそ、咄嗟に飛び込んできた言葉なんだろうなと思ったりします。

 

私自身も空気を読んでしまう性格なので、言いたくても言えずに飲み込んだ言葉がとても多い日になんかは、凪のこの言葉を反芻して「今度は言いたいことをきちんと伝えよう」なんて思います。

きっと私のように彼女の言葉が刺さっている人は多いでしょう。

たかが漫画、されど漫画。

人の心に残る言葉を生み出せる漫画家さんは本当に凄いなぁ、なんて思う今日この頃でした。

 

 

『凪のお暇』、漫画もドラマもそれぞれ違う魅力があってとてもおすすめなので、気になる方は是非お読みくださいね 😉 

 

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