
名古屋のラーメンといえば、味仙を代表とする台湾ラーメンや老舗のスガキヤ!
が挙げられますが、実は他にも隠れたローカルラーメンが存在するのはご存知でしょうか?
その名も「好来系」!千種区「総本家 好来道場」が生み出したあっさり淡麗系ラーメンです。
その染み渡る奥深い味わいから、地元では根強い人気を誇り、
今では暖簾分けしたお店が市内に数多く並びます。
その好来系を生み出した「総本家 好来道場」、最近足を運んできました♪
「好来系」ラーメンの特徴は、鶏ガラを中心に豚骨を少々、そしてたっぷりの野菜を
6時間以上かけてじっくりと炊き上げた秘伝のスープを使用していること。
そこにストレート麺、ネギとメンマ、チャーシューを組み合わせ、実にシンプルな一杯を作り上げています。
しかしながら、これが唯一無二の味わい。
一度口に運べば、絶妙な塩加減とともに舌にじんわり伝わるスープの滋味深い旨み。
そしてそこへ、香り豊かな麺も合わさることで、夢中で食べ進めてしまいます。
後半には特製「高麗人参酢」を投入するのがオススメです。
これを入れることで、優しいスープに少しハリが生まれ、また違った味わいに!
「好来系ラーメン」のもう一つの表情を楽しめます。
なおここまで来れば「好来系ラーメン」が“薬膳ラーメン”と例えられる理由も分かるはず!
いかにも身体に優しそうな滋味深いスープと、高麗人参酢による味変。
味の濃い名古屋めしにあって、希少な健康志向グルメなのです。
そしてこのお店の魅力は、店を切り盛りするオーナーさんにもあります。
手際よく分担作業をするお二人が、お客さんが店を出るたびに「ありがとうございました!」と元気な声で挨拶。
お店を出ようとしたところ、「ご自由にどうぞ」と置いてあるお菓子を「持っていってね」とたくさん下さいました。
こうしたお店の人の気さくさも「好来系ラーメン」を提供するお店の特徴の一つ。
お客さんとのコミュニケーションをとても大事にしています。
“お腹も心も温かく満たされる”
これが、好来系を根強く支持するファンが生まれる最大の理由かもしれませんね♪
東海エリアの皆さんは是非一度足を運んでみて下さいね☆