風俗店を経営する上で欠かせない知識なのが「風営法」。
「風営法」はスナックやキャバクラ、ホストクラブ等の風俗店だけでなく、飲食店にも適用される法律。しっかり理解しておかなければ、風営法で罰せられる可能性もあります。
風俗店は「風営法」という法律で定めるところの性風俗関連特殊営業にあたります。
「せい・・・ふーぞくかんれん・・・?」と頭がこんがらがりそうになりますが、風営法では 【 飲食店・接待飲食店・遊技場・性風俗特殊営業店 】 など複数の業種にわたった法律を定めており、その中でも女性が体を使ってサービスを行う店舗を「性風俗関連特殊営業」と括って個別に取り締まっているという形になります。
よって、【 カラオケ・クラブ 】 も風営法と無関係ではありませんし、性風俗ではありませんが、【 キャバクラ・クラブ・ホスト・スナック 】 などのいわゆる水商売も風営法のお世話になっているわけです。
近年は 【 ガールズバー 】 や 【 セクキャバ 】 などややこしい業種が増えており、純粋な風俗店の新規出店が難しくなった現代では、今後もこの流れは加速していくものと思われます。
風俗業界のこれから
風俗業界はこれから、熾烈な淘汰が起こると言われています。理由は様々ですが …
- 長期不況による可処分所得の減少
- 労働人口減少 → 利用者はもちろん、男子スタッフがいなくなる
- 風俗嬢の増加 → 不況から、風俗を選ぶ女性が増えるが、その分風俗嬢同士のお客さん獲得競争が激化。より稼げる店舗へ女性が集まるように。
- インターネットの普及 → 値段・サービス・口コミだけでなく、風俗嬢目線で「この店は稼げる・稼げない」といった情報が簡単に共有できてしまい、弱小店舗が顧客・女性を抱えていられなくなる。
- オリンピック開催に伴う法規制の強化
- マイナンバーなど、税制面での不正取り締まりの強化
などがあげられると思います。
どうしたら年々競争が激しくなっている風俗業界で生き残れるのか?
それは僕らも日々考えて営業していますが、今のところはまだわかりません。
しかし、一つだけ言えることがあります。
それは単純なことで、業界大手は強いということです。
広告費ひとつとっても、大手と一般企業の差は大きいです。
資本のない、その日その日でお金を回している小さな企業や独立系の風俗店は、当然のことながら大きく投資をすることが出来ません。
一般的に企業が投資を行う際は銀行などから融資・借入を行いますが、風俗店にお金を貸してくれる銀行なんてありません。
風俗は現金商売、極論を言ってしまえば、資本力のある大手企業が、今後一番安泰な風俗企業だと言えます。
小さな会社では、男子スタッフ・女子スタッフともに、抱えられる数に制限が出来てしまいます。
すると仕事量がどうしても「今日一日をなんとかするだけで精一杯」になり、長期的な戦略で同業他社に敗北せざるを得なくなります。
勿論これはひとつの考えなので、確実なことは言えませんが、これから風俗業界へ転職をお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度考えてください。
どうせ風俗へ転職するなら、「風俗の一流企業」への転職にチャレンジしてみませんか?